アメリカンショートヘアーの子猫「ミイ」を飼うまでの長い長い道のり。「アメショネット」オープンです。

不安いっぱいご挨拶

はじめまして、ブログ「アメショネット」へようこそ!

このブログでは、我が家にやってきた小さな小さなアメリカンショートヘアーの子猫「ミイ」の日常を追いかけ、できるだけ綴っていくブログです。詳しくは「このブログについて」に書いてあるのですが、こちらでも簡単な自己紹介を。2012年1月生まれのアメショーのメス。性格はヤンチャでよく鳴き、そしすごくあまえたさん。全体的に体は黒色が多いですが、顔は白いカワイイアメショ。

2,3年ほど前からずっと「猫が欲しい、猫を飼いたい~」と毎日のように誰かかれかが言っていました。家族みんなが望んでいた夢、それは文字通り「猫を飼うこと」なのですが、我が家は去年の年末にキッチンやリビングをリフォームしたところだったのです!

私は「子猫なんて飼ったらキッチンとかめちゃくちゃにされるで!」・・・とか「ほら、この高い食器棚の上やエアコンの上をスイスイカーテンから 登って、ホコリがぱらぱら~って落ちてくるんちゃうんの!」・・・などなど、少しぼやいていました。私ももちろん、家族みんなが基本的に動物が大好きなの ですが、今回私は猫を飼うことに積極的ではありませんでした。

反対の理由は、以前ハムスターを飼っていたことから。

kuというのも、以前ハムスターを1匹飼っていた時期があり、大切に大切に飼っていたのですが、病気もありまして1年半ちょっとで天国へと逝ってしまいました。
(写真右がゴールデン・ハムスターのクー。かなり溺愛してました)
大切なハムスターが亡くなったとき、私はそのときビジネスホテルにある用事で泊まっており、最期を看取ってあげることができませんでした。電話で知らせを家 族から聞いたとき、ホテルで一人しくしくと深夜まで泣き「もうペットは飼えない!飼いたくない!」とまで思ってしまうほどでした。たかがハムスターで、と 思われるかもしれませんが、私や家族にとってクーは大切な家族だったのです。
私は家族同然のペットとの別れがあまりに辛いのを知り、そのこともあって余計に積極的に猫を飼おう飼おう、とは言えませんでした。・・・が、家族(特に兄です(笑)は欲しいな~と毎日連呼するほどでした。
さすがにほぼ毎日聞いてると私の心境も変わってきて、そりゃ飼えるものなら飼いたいけど・・・と段々と思い始めました。そのうち家族で出かけるときは「ペットショップに猫見に行こうか!」となってしまうことが多く、アメショやスコティ、アビシニアン、ロシアンブルー・・・いろんな猫を見るうちに、やっぱ猫っ て・・・ネコってかわいいな!って思うようになってきたのです。

問題は他にも。アレルギー体質の私に猫アレルギーはないのか?

しかし、問題はまだありまして、私は花粉症やハウスダストに敏感に反応してしまうアレルギー体質。祖父の家のわんこと遊ぶときも、くしゃみを連発しながら、ときには声が変わってしまうくらい遊んだものです。

・・・よく考えたらこれってもしかして、動物のアレルギーとかあるんじゃ・・・?と猫を飼う前にそれだけは調べよう!と2012年に入ってすぐ皮膚科の先生に、実は・・・とアレルギー検査をお願いしました。アレルギー検査は血液検査をし、1週間後に結果がでます。ついでにスギ花粉などの花粉症アレルギーも 調べてもらいました。

さて、猫アレルギーはあるのか?気になる結果は・・・

結果は・・・「0,1,2,3,4,5,6」の評価のうち、私は犬・猫アレルギーが「2」 というなんとも微妙な数字だったのです!全くないとは言えないこの体質。先生は「うーん・・・おすすめはできないかなぁ」とおっしゃってました。でも猫がすごい好きな方は2でも飼ってらっしゃる方がいるということ、そしてもし飼った場合は自分の部屋には絶対に入れないほうがいいですよ、とアドバイスをいた だきました。

1877-猫アレルギー結果

犬・猫ともに「2」という数字。陰性ではなく陽性。でも飼えないことも、飼えなくないこともない、かなり微妙な数字。そういえば以前ペットショップに猫を見に行ったとき、一度かなり胸が苦しくなり、胸の奥が痛くなったことがあり、あれはアレルギー反応だったのかも、と思うとこれは少し怖いなーと思ったことも。(ちなみにスギ花粉は3。夏以外は全ての季節にアレルギーがあり、毎年春は特に酷く、鼻水が止まりません)

諦めムードが漂う中、もう一度ペットショップへ。

家族もそんな自分のアレルギー体質を とても気にしてくれて、やはり優先すべきは猫より人間。猫は無理かなぁ・・・と諦めムードが漂う中、でもまぁ2だし、5だったら絶対ダメって言われたけど大丈夫!アレルギーが酷いときは薬を飲めばいいじゃん!と思い、じゃあまたちょっとペットショップに見に行こうか、ということでペットショップに行ったのが3月の初め。そこで、ものすごくかわいい美形の女の子のアメリカン・ショートヘアーの子猫に出会いました。

ついに出会ったかわいいアメショーの子猫!

そのアメショの子猫はなんと1月生まれ、出会ったときは生後7週間ほどの超がつくほどの子猫だったのです!
家族全員、「いや・・・この子めっちゃかわいいやん!」とまじまじと他の犬猫そっちのけでそのアメショーを見ていると、店員さんが「よかったら抱っこしてみますか?」と声を掛けてくれました。
子猫なので、手をアルコール消毒をし、別室にて家族全員で抱かせてもらい、「そういえばショーケースに書いてあった値段のところ!誕生日が兄と一緒やった ね!」こりゃ運命的だ!と家族みんな思ってしまっていたようです。私はというと、「お前かわいいなぁ、どんな感じに育って、どんな人に飼われるんやろ なぁ」とまさかこの子を買わないだろう、と思っていたので、そんなことを考えていました(笑)
そんな私とは正反対に何やら家族全員がもう買う気モードになっており、そこで父から驚きの一言。・・・「買おか?」・・・えええぇぇぇ!マ ジで?マジで飼っちゃうの?お値段高いよ?食い扶持が増えるんだよ?などなど頭の中でぐるぐる思考が回りましたが、兄と誕生日が一緒なのは何かの 縁だ!ってことで、家族みんながもう飼う気になってしまいました。私もこの子かわいいしなぁ、そりゃ飼いたいけど・・・となんだか現実感のない感じで話を 聞いていました。そして、あれよあれよという間に話が進み、まず最初に必要なものは・・・と店員さんに言われるがまま、必要な猫グッズを買い物カゴいっぱいに入れ、ついにアメショーをお買い上げ!

mi-004お迎えのときはこんなかわいらしい箱に入れてくれました。

これまでが我が家にやってきた、長い長い付き合いとなる「ミイ」との出会いでした。しかし、待っていたのは楽しいばかりの子猫の子育てライフではなく、この子にはこのあと、それはそれは大変な様々な試練が待ち受けていました・・・。

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