猫パルボウイルス?闘病日記第二弾です。上の画像が貼ってあるときは過去にあったことなんだな、と覚えていただけると読みやすいかなぁ、と思います。一週間の下痢との闘病日記の過去記事の過去記事はこちら。
・まさかのさっそくの獣医!うちの猫、ミイは「猫パルボウイルス」かもしれない?!
さて、猫パルボウイルス感染症かもしれない、との診断がされ落ち込む我々家族一同。最悪のシナリオをつい想像してしまいますが、目の前にある小さな小さな命の灯火が消えるのを黙って見過ごせるわけがありません。
注射器で飲ませてあげる薬のあげかた。
下痢止めのお薬もなんとか飲んでくれるミイ。粉末の薬に少しのガムシロップを水で薄め、犬歯の奥に注射器で飲ませてあげるとゴクゴクと飲んでくれます。兄が薬をあげるのは一番上手なので、私はミイの体固定役に徹しています(笑)
粉末の粉を水で溶かし、苦そうなのでガムシロップを1滴。
よく混ぜて注射器でミイの犬歯に差し込み飲ませてあげます。
まったくいつまで薬飲まなきゃいけないの?
ちょっと偉そうなポージング。
飲んだあとは口周りがどうしても黄色くなってますよミイちゃん(笑)
それでも下痢は止まらない・・・水のような下痢も。 でも遊ぶときは元気いっぱい。
こうして下痢止めの薬をずっと飲ませてあげているのにまだ下痢が止まらないミイ。1日に6.7回は水のような下痢をして、ウンチのときになるとお尻が痛いのか。「にゃー、にゃ~」と鳴き、聞いてる方も胸が痛くなってきます。
でも、ケージから出して遊ばせてあげると元気に走り回ったり、家の中を探検したり、おもちゃで遊んだりするので、一見は元気なんですよね。ぐったりと寝込んだりしている様子はないので、どうして下痢だけしてしまうのか・・・。
新しいおもちゃ発見!
中には紐が入ってるにゃー。まずはネコパンチ!
とりあえず入ってみる。うーん、座り心地いまいち!
遊ぶときは全力で遊びます。下痢をしていても遊ぶときは元気いっぱいなので、それだけに下痢や嘔吐をするのがかわいそうでかわいそうで・・・。
再び獣医へ。パルボウイルスかどうかはまだはっきりとせず。
「○ 日にまた来てください」と獣医さんに言われており、症状も回復の兆しが見えないのでこの日も一度獣医に。このとき私は家で留守をしており、母と兄がミイを 連れ獣医に。直前にしたウンチも持っていき、調べてもらったのですが、やはりまたパルボウイルスかどうかははっきりわからず。
熱がないこと、また家の中ではぐったりとした様子がないことからパルボウイルスではないかも、と獣医さんの先生も原因が環境の変化などでおなかを壊しているのか、パルボウイルスなのか、まだはっきりとは判断できない感じでした。ですが必ずいつも言われるのは、「子猫なので、一晩で容態が急変することもあります」ということ。
皮下点滴を初体験!とんでもなく嫌がったミイ。
この日は下痢が多いことから脱水症状を起こしていてはいけないので皮下点滴を しましょう、とミイ初の皮下点滴!これ、ミイにとっては気持ち悪いんでしょうね。私はその場に居合わせたわけではないのですが、兄から話を聞く限り、そうとう暴れたようです。なんとかできたそうですが、暴れたのでかなりの量がうまく入らず、漏れてしまったそうです。帰ってきたときはびしょ濡れになっており、事情を知らない私は一目見て「なんでびしょ濡れ?!」とびっくりしました(笑)この日から下痢止めと抗生剤も飲んでおくことになり、下痢止めの他に抗生剤と飲むお薬が増えてしまいました。獣医さんの診断は、とにかくこれで様子を見ましょう、となったそうです。
ひ、皮下点滴だけはもう勘弁して下さいにゃ。このとおり。
一晩で急変する可能性・・・。ほぼ徹夜での看護。
「子猫なので一晩で容態が急変する可能性も」と釘を刺すように言われているので、もしかしたらこの子は長生きできないかも・・・と母と兄は特に落ち込んでいま した。夜寝るときも兄はケージで寝るミイの隣で一緒に寝てあげ、徹夜するほど注意を払ったり、母もできる限り夜は見てあげていたようです。まだまだ下痢が 続くので、気が抜けない日が続きます。
まだ家に来て一週間も経っていないのに2回も獣医さんに通ってしまったミイ。楽しい猫ライフが待っていたはずなのに、こんなはずでは・・・と思う反面、私や兄は結構色々な病気などを経験してきており、母や父も病気に関してはものすごく理解があり、憤ることなくミイのことを心配してくれます。家族みんなで「そんなうちやからミイがきたんかもしれんなぁ」と言ってました。兄と誕 生日が一緒だからという訳だけでなく、こんな目にあってしまっているミイが我が家に来たのは、運命めいた気がしました。なにより、こんな愛らしい猫を放っ ておくことはできないのでした。
次の記事へ続く。
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