1週間にもおよぶ下痢との闘病が終わり、ようやくこれから楽しいミイとの生活が始まる!・・・そう思っていたのですが、なんと今度は謎の皮膚病にかかってしまい、目の上の毛が抜けてしまいました。獣医さんによるとまず疑うべきは「疥癬」とのことで、疥癬の治療を始めた、という記事を以前書きました。
・下痢も治まりすっかり元気に!・・・あれ?ミイ、目の上の毛が・・・抜けてる??
これから皮膚病との脱毛の闘病記録を書いていこうと思います。先に結論を書いてしまうと、ミイの謎の皮膚病は疥癬ではなく「皮膚糸状菌症」と呼ばれる皮膚病です。皮膚糸状菌症という「真菌症」とのミイの闘病記録を書いていこうと思います。
熱を出したり体調を崩した・・・といった軽い病気なら、1週間もすれば元気になりました!という報告ができるのですが、皮膚病による脱毛の場合は、毛がほぼ元通りになるまでかなり長い期間を要しました。5月中旬の現在でもまだ完治している、とは言えないです。しかし前回の記事のように、今では毛もかなり生え、大分良くなってはいます。元気なミイの姿はこちらの記事をご参照ください。
・他のネコちゃん大紹介!可愛らしい「ネコうさぎ」など4記事ご紹介。
・一週間の下痢との闘病日記を振り返ってみて
しかし、まだときどき真菌症の症状なのでは・・・と思われる症状が現れたりしているので、完治とは言えないのですが、一時に比べるとそれはそれは随分良くなっています。
この真菌症との闘病記録は3月下旬のことになります。ミイがやっと下痢が止まった!よかったよかった・・・と思っていた直後の出来事です。今回の記事では、下痢が治ってから直後の10日間でどれだけミイの容姿が変わってしまったかを書き留めたいと思います。
10日間でこんなに変わってしまったミイ。
ミイが我が家に来てから、私はほぼ毎日写真を撮り続けています。たま にハイビジョンビデオカメラやiPod touchで動画も撮影もしており、一眼レフカメラで顔のアップは毎日撮るという習慣をつけています。そのおかげと言ってはなんですが、脱毛に苦しめられ るミイの症状が、日に日に悪化していく様が本当によくわかります。今回の記事では、その脱毛のひどくなる様子を10日分ほど連続して画像を掲載しています が、ここまでヒドくなるの!?と少し驚かれるかもしれません。
すっかり変わってしまったミイの全身。
昨日よりも左目の上の脱毛がヒドくなっています。
3月中旬-2日目-
さらに毛が抜けました。悪化していますね。
3月中旬-3日目-
3日目でここまでひどい症状に。左目の上の毛が完全に抜け落ち、
触ると地肌の感触しかありません。鼻の頭、唇の周りの毛も抜けてきました。
3月中旬-4日目-
右目上の脱毛もこのときから確認。さらに毛が抜けていきます。
3月中旬-5日目-
「もうお手上げにゃ」・・・全くそのとおり。
鼻筋も脱毛し始め、口周りは完全に抜け落ちています。
タラコ唇のようになってしまい、かわいい顔が台無しです・・・。
3月中旬-6日目-
写真を取るときの光源の問題もありますが、一目見て悪化しています。
両方の目の上が完全に抜けました。最初に抜けた左目の上のところは
さらに範囲が広がっています。ここ、毛が抜けそう・・・という場所は
カサカサとしており、フケのようなモノと一緒にごっそり取れ、毛が抜けます。
3月下旬-7日目-
「な、なんか一気に年老いた気分にゃ・・・」
急激に老化したかのような容姿に・・・。鼻筋の脱毛もひどくなってきました。
左目の上の脱毛がひどいせいか、左目のまぶたにも異常が見られ、
右目に比べ左目がパッチリと目が開かなくなってしまいました。
3月下旬-8日目-
「ふにゃー、新しい寝床で極楽極楽。」
新しい寝床については次の記事で触れますが、
顔全体が更にひどくなりました。写真でもわかるように、
左耳に比べて右耳の中の毛もごっそりと抜けています。
3月下旬-9日目-
「ふんがっ」
手足・脇周り・お腹まわりまで脱毛し始めました。
脱毛の範囲は全身を蝕み、ひどくなる一方です。
3月下旬-10日目-
最後の一枚、ミイどアップです。
見るに耐えないくらいひどくなったのが1日目と見比べると本当によく分かると思います。
少しわかりにくいですが、ヒゲもかなりの数が抜け落ちております。
子猫という一番かわいい時期にこんなかわいそうな病気に・・・。
ということで、ミイの10日分の写真をアップロードしました。最初にも書いたとおり、この記事はリアルタイムで書いているのではなく、日付を書いてある通り 3月中旬~下旬までのミイの様子です。真菌症になると10日でこんなにもひどくなるのか、と思われるのではないでしょうか。私や家族が今見ても、我が家の猫ながら「こんなにひどかったっけ!?」と驚きます。やはり毎日の成長を写真や映像で記録しておくというのはとても大事ですね。
生後3ヶ月という子猫の中で二度とない、一番可愛い時期を皮膚病のせいで脱毛してしまい、ほぼ元通りになるまで約2ヶ月はかかりました。この子の運命と言ってしまえばそうなのですが、こんな幼い頃からこんな病気になってしまうとは、本当にかわいそうでした。
皮膚病になった頃から、ミイに関する病気や獣医さんに言われたことは日記・記録としてパソコンで毎日書き留めていました。このブログではこれからミイがどんな治療を受けたのか、どんな診断がくだされたか、など詳しく記事にしていこうと思います。という訳で、これから「皮膚糸状菌症(真菌症)」の内容の記事 を書くときは・・・
次の「皮膚糸状菌症」との闘病記録へ続く
・ミイの脱毛の原因は本当に疥癬?疥癬の治療をしても脱毛はひどくなるばかり。
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