まさかのさっそくの獣医!うちの猫、ミイは「猫パルボウイルス」かもしれない?!
元気なミイをご紹介しましたが、我が家に来たときから1週間もの間下痢が続いた、ということがありました。時間は過去にさかのぼりますが、まだ子猫の小さなミイの闘病日記をまずは書いていこうと思います。家に来て間もないときですので、3月の上旬の出来事になりますね。
1日5.6回もの下痢。様子がおかしいミイ。
げ、下痢のしすぎでしんどいですにゃ・・・。
我が家に来た日からウンチが少しゆるかったミイ。心配しつつ翌日も様子を注意深く見ていると・・・なんとこの日は合計で5,6回以上も下痢をして、翌朝にもまた下痢をしていました!
せっかく我が家に来たのにさっそく体調を崩してしまうなんて・・・。とにかく初めて飼う子猫、扱いに慣れている方に相談しなければ、と「何かあったら連絡 をください」と仰っていた、ミイを購入したペットショップに連絡。すると、環境が変わると下痢をすることがある子がいますので、食べさせてあげるご飯をド ライフードにウェットフードをかけてあげてみてください、とのアドバイス。兄が急いで車を走らせ、缶詰のウェットフードを購入してきてくれました。
ご飯は食べてくれるものの、下痢が収まらない・・・。
うまいにゃー。ちょっと食べにくいけど。
下痢が続くと脱水症状も起こすとのことで、水分はポカリやアクエリアスを水で薄めたものしてあげてください、ともアドバイスをいただいたので、水は水道水と ポカリスエットを半分で薄めたものを。ご飯は写真のような、キャットフードを水で1時間ほどふやかし、ウェットフードを掛けて食べさせてあげたのですが、 半分くらいは食べてはくれるものの、その後やっぱり下痢。なぜか下痢がずっと治まらない・・・。
さらに嘔吐まで!獣医へ連れて行くしかない!
さらに、ミイが急に嗚咽のような声を出し始め、まさかと思っていたら今度はなんと嘔吐!これは素人目でも危ない!と急遽、獣医さんに連れて行きました。ミイちゃん初獣医デビューの瞬間であります。
吐いてしまったにゃ・・・。え?獣医さん?怖くないの?
この時はこんなに早く獣医さんのお世話になるとは夢にも思っていなく、まだキャリーバッグを購入していなかったため、お迎えの時にもらった箱の中に、小さなトレイにトイレ砂を入れて獣医さんへ。
症状として、2,3時間に1回下痢をする・嘔吐もした・あまり食欲がない・・・獣医の先生に話すと、子猫で下痢を頻繁にして、嘔吐もある、でも熱はないとなると「猫パルボウイルス感染症」の疑いがありますね、とのこと。
「猫パルボウイルス感染症」とはかなり怖い病気だった!
この猫パルボウイルス、きちんとワクチン接種をしていれば大丈夫だそうなのですが、ミイはまだ6週間の子猫ということもありまだ1回しかワクチン接種をしておらず、2回目は丁度我が家に引き取ってから1週間くらい経ってからする予定だったのです。
参考:猫パルボウイルス感染症
(猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症、Feline Panleukopenia Virus:FPV)
そのワクチン摂取の間に掛かる場合もあるそうで、特に子猫の場合は急変しやすいらしく、昨日元気だったのに容態が急変し一晩で死んでしまうこともある、そんな怖い病気かもしれない、とのことでした・・・。「猫ジステンパー」とも言われていたこの病気、はっきり「猫パルボウイルスです」とは言われていないものの、その可能性があると言われただけでもかなりショック。まだ猫パルボウイルスとは断定できないので、とりあえず下痢止めのお薬で様子を見ましょう、とのこと。
とにかくすぐに容態が急変することもあるので、目を離さずに観察してあげてください、とのことで深夜の緊急動物病院のパンフレットまでもらい、これはちょっと覚悟しないといけないかも・・・と思いました。
や、やっと診察が終わったにゃ・・・。疲れたニャー。
待合室にて。私は「でもまぁ大丈夫やろ!」と少し楽観していました。遊ぶときは元気いっぱい遊びますし、特にぐったりともしていなかったからでしょうか。でも、母と兄はかなりショックを受けてしまってました。それもそのはず、念願の猫ちゃんです。金銭がすべてではもちろんありませんが、ミイを我が家に迎える ため、かなりの金銭的な出費を出し、これからどんな楽しい生活が待ってるんだろう、と期待に胸を馳せていた頭からこうなってしまうとはなぁ、といった感じでした。
やっとお会計。会計の方にかわいいと褒められご満悦なミイ。
そして獣医さんでお会計。薬は朝・晩と注射器のようなもので飲ませてあげる下痢止めをもらい、何かあったらすぐに来てください、と言われました。母もまさかこんなに早く保険を使うとは夢にも思わなかったなぁ、と言ってましたがまさにそのとおり。アニコムの保険をペットショップの店員さんに勧められて、「ふぁみりぃ70%プラン」というのに加入していたのです。 もちろん2日前に我が家にやってきたのでまだ保険証は手元になかったので、後ほど返金されるということなのですが、やはり人間と同じ3割負担でいい、とい うのはとても経済的には助かりますね。安心して獣医に行けるというのも心強い。
猫の診察券。写真を撮るとき、かわいいと褒められました。
ここの獣医さんで少し嬉しかった小話をひとつ。私たち家族は獣医というのに今までほぼ縁がなかったので、ペットも診察券を作るとはいざ知らず。最近はペットの顔写真を撮影し、診察券をラミネート加工してくれるんですね~。
受付の方がデジカメで写真撮影をしてくれたのですが、そのとき、受付の方の一人も獣医の先生も「うわ、この子めっちゃかわいい!」と言ってくれたのがとてつもなく嬉しかったです(笑)やはり家族が褒められるのは嬉しいですね。
嬉しいのももちろんあったのですが、このときは心配のほうがもちろん勝っており、もしその「猫パルボウイルス」という怖い病気だったらどうしよう?!と家族みんなで心配していました。
さすがに疲れたにゃ・・・。もう今日は勘弁して・・・。
結局「猫パルボウイルス」の可能性があるとの診断にかなり落ち込んだ我が家でしたが、これから先1週間、それはそれは大変な日々が待ち受けていました。
次の記事に続く
・皮下点滴初体験!水のような下痢が続き、2回目の獣医さんへ。
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